サーブ 苦手 練習

『ソフトテニスの極意』でサーブが苦手な人がまず取り組むべき練習は、
いきなりスピードや回転を求めるよりも、
「安定したフォーム」と「確実なインパクト感覚」を身につけることが最優先です。


以下に段階的な練習メニューを紹介します



第1段階：フォームの基礎づくり

練習1：シャドーサーブ（素振り練習）

目的：
正しい体重移動・スイング軌道を身につける

方法：
トスを上げず、ラケットを持ってスイングのみを10?20回
肩から腕、手首まで力を抜いてしなやかに振る
打点の位置を毎回一定に意識（目の高さから少し前方）
ポイント：「体を回す」感覚を覚える。腕だけで打たない。



第2段階：トスとインパクトの安定化

練習2：トストレーニング（壁打ち・素振り兼用）

目的：
トスの高さと位置を安定させる

方法：
トスだけを連続で10?15回あげ、落ちる位置を確認
毎回同じ位置に落ちるように修正（地面に印をつけてもOK）

ポイント：
トスの高さは自分の頭1から2個分上が理想
ボールを「押し上げる」ように投げるとブレにくい



第3段階：スイングとインパクトの連携

練習3：半面サーブ練習（ネット越しに軽く）

目的：
安定したスイングと確実な当たりを作る

方法：
サービスラインから2から3m手前でサーブを打つ
まずは入れること重視（スピード不要）
トス位置 → 打点 → フォロースルーの流れを確認

ポイント：
打点は「体の前で一番高い位置」
打ったあと、ラケットを自然に前に振り抜く



第4段階：コースと回転を意識

練習4：コントロールサーブ（狙い打ち）

目的：
コースの精度と回転量を高める

方法：
サービスエリアの四隅に目印を置き、狙って打つ
まずはスライスサーブ（回転系）を安定させる

ポイント：
手首を使いすぎない（腕全体でスイング）
弾道を低く抑えるように意識



補足：「ソフトテニスの極意」内で特に重要視されている考え方

入るサーブ＝勝てるサーブ
力ではなく、タイミングとリズムで打つ
サーブは“自分のプレーリズム”を作る最初の一球

（広告）